• 2023.07.05
  • iTutorを知る

iTutorの機能とは?意外と知らない便利なマニュアル作成機能をご紹介

「iTutor(アイチューター)」はドキュメントから動画、体験コンテンツまで幅広く作成することができるマニュアル作成ツールです。「iTutorの機能ってどうなの?」とよく聞かれますが、iTutorは多彩な機能がたくさんあります。2,100社以上の企業に導入されているマニュアル作成ツール「iTutor」の意外と知らない便利な機能を一挙にご紹介いたします。

iTutorの機能 プロジェクトの保存先

プロジェクトの保存先は?

iTutorで作成したプロジェクトは、パソコンのローカル上に保存されています。正確なプロジェクトの保存先や構成は【C:\Users\”ユーザー名”\Documents\iTutor】の中に保存されます。
出力した成果物のフォルダと、iTutorのプロジェクトファイルは同じ階層に同じタイトルで保存されます。

データを修正したい場合には、プロジェクトファイルを開いて後から編集することも可能です。
原本ファイルとして活用できるため、削除せずに保存しておくことをおススメします。また、プロジェクトデータは別の担当者へ共有することで業務の作業分担も可能です。

また、容量の大きなデータを取り込んで編集する場合にはiTutorのプロジェクトファイルの同じ階層上に、【プロジェクト名_files】というフォルダが作成されます。削除してしまうとプロジェクトファイルを開いた場合に、データを反映させることができませんので、必ず同じ階層上に表示させるようにしましょう。外部フォルダに保存する容量は設定メニューから変更することも可能です。

HTML5はフォルダごと共有しましょう

ドキュメントや動画のコンテンツは、1つのデータで作成されます。HTML5の場合には、複数のデータがWEBブラウザ上で再生され、1つのプロジェクトとして活用できます。データが複数あるため、共有する際には削除したりしないようにしましょう。

さらに、作成したプロジェクトの保存先を変更することも可能です。iTutorの設定メニューから保存先を変更することで任意のフォルダに変更できます。設定できる範囲は、ローカルパソコン上となりサーバー等のフォルダは設定することは出来ませんのでご注意ください。

作成したコンテンツの共有方法

作成したコンテンツは、iTutorのライセンスに関係なく自由にご利用いただくことが可能です。自社サーバーにアップして利用することはもちろん、WEBで公開したり、お客様にメール添付で共有したりできます。外部の配信ツールを利用できますので、みなさんの活用シーンに合わせてご利用いただけます。

FAQツール(質問・回答)やLMSツール(eラーニング・教育)との相性も良いため、これまでコンテンツの配信がうまく行なえていなかった方はツールにアップして活用してみてはいかがでしょうか。

iTutorの機能 シミュレーションコンテンツの作成方法

マニュアルの配備が完了してもPC操作が苦手な方は業務の習得に時間がかかってしまいます。行う頻度が少ない業務だと更に習得に時間がかかってしまうものです。そんなときはシミュレーションコンテンツを作成して、いつでも業務の練習ができる環境を整えましょう。

環境を整えてしまえば、いつでも操作の練習を行うことができるのでスムーズに業務を習得できるようになります。そこでiTutorの機能のひとつである、シミュレーションコンテンツの作成方法をご紹介いたします。シミュレーションコンテンツの作成の流れはシンプルで、たったの3つです。

1.シミュレーションする操作を記録

iTutorのノーマルキャプチャを活用して、シミュレーションするパソコン操作を行います。この時、どのような流れでシミュレーションするかを決めてから操作をすると編集がしやすくなります。

2.編集

どの位置をクリックしたら次に進むのか。キーボードで入力する内容をどうするのか。マウスクリックの種類や、記録した操作をシミュレーションして欲しい操作内容に合わせて編集していきます。

3.出力

エクスポートでHTML5を選択すれば出力完了です。出力したコンテンツは最大で4種類になります。

・デモンストレーション:行った操作を動画で確認できます。
・チュートリアル:どこを操作すればよいかのガイドつきで一連の操作を確認できます。
・練習:操作ガイド無しで操作を進めていきます。誤った操作をするとヒントが表示されます。
・テスト:操作ガイド無しで操作を進めていきます。誤った操作をしてもヒントは表示されません。

教育の場面以外でも活用できる

シミュレーションコンテンツを応用し、自社サイトに製品の問い合わせを増加させることができます。例えば、自社開発のシステムのシミュレーションコンテンツを作成して、自社サイトに公開されている企業様などもいらっしゃいます。ミュレーションコンテンツは、社内教育以外にもご活用頂くことが可能です。

このように、アイデア次第で様々な場面でシミュレーションコンテンツは活躍させることが可能なのです。便利な機能ですね。ぜひ、みなさまもシミュレーションコンテンツの作成にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

iTutorの機能 キャプチャの種類

iTutorはマニュアルの作成を「自動で」「簡単に」行うことができるコンテンツ作成ツールです。
iTutorの大きな特徴である、「キャプチャ」機能についてご紹介いたします。

iTutorで設定できるキャプチャの種類は「ノーマルキャプチャ」と「フルモーション/動画キャプチャ」の2種類です。それでは準備にご説明してまいります。

ノーマルキャプチャ

キャプチャ開始後のマウスクリック、キーボード入力時毎にスクリーンショットが記録されます。そのため、手動でキャプチャをして資料に貼り付けるという作業が一切要らなくなります。いつも通りの操作をするだけで、マニュアル操作の記録をしていくことができるのです。また、説明文の付いた吹き出しまで自動で記録されます。

フルモーション/動画キャプチャ

キャプチャ開始後の操作を、すべて記録します。マウスのそのままの動きや、画面上で再生された映像なども、ビデオカメラで記録をしたようにすべて記録することが出来ます。

オススメ(おすすめ)の作成コンテンツとは?

ノーマルキャプチャやフルモーション/動画キャプチャ機能で作成できるオススメのコンテンツをご紹介していきます。

・ノーマルキャプチャ オススメのコンテンツ
 操作手順書、FAQ動画、シミュレーションコンテンツ

フルモーション/動画キャプチャはノーマルキャプチャと異なり、操作していない場合も画面上に映ったものをすべて記録してくれます。よって、WEBセミナーの録画やマウスの遷移自体に意味のある、熟練者の操作のテクニック・RPA稼働中の動きの録画などに活用できます。

本記事でご紹介した「ノーマルキャプチャ」と「フルモーション/動画キャプチャ」は組み合わせて活用することも可能です。みなさんの作成したいコンテンツの用途に合わせてキャプチャモードを切り替えながらご活用ください。

iTutorの機能 iTutorスライドの「名前」と「説明」を活用しよう

iTutorの編集画面ではスライドごとに「名前」がついています。また、必要に応じて「説明」をスライドに追加することが可能です。この「名前」と「説明」の機能を使いこなすことによって、より分かり易いマニュアルの作成が可能になります。それでは編集方法についてご紹介いたします。

名前とは?

iTutorのスライドを選択している際に画面右側に表示されているのが「名前」です。ノーマルキャプチャで記録した際のデフォルト値は、吹き出しの中に入ってくる文章がそのまま反映されています。

この「名前」はドキュメントに出力した際にスライドのタイトルとして表示されます。さらに、Wordへの出力の場合は目次の文章として、PDFの場合はしおりの文言として引用されています。

スライドの名前を変更することにより、ドキュメントへの出力時にタイトルも連動して変更されます。Wordへの出力の場合は目次、PDFの場合はしおりの文言も変更されます。しかし、この「名前」は吹き出しの中の文章を変更しても、自動で反映されません。編集した吹き出しの文章に変更する場合は、バッチ処理を使って一括で変更しましょう。

ツールバー【iTutor】-【プロジェクト】-【バッチ処理】-【最初の吹き出しよりスライド名を生成する】-【表示されるウィンドウのOKボタン】をクリックすると複数のスライドの名前を一括で変更できて便利です。

「説明」とは

スライドの名前とは別に「説明」という欄があります。これはWordなどのドキュメントに書き出した際スライド名とは別に、より細かい説明を記入したいときに役立つ機能になります。

説明欄に文章を入力したらエクスポートのレイアウト設定を行ってください。説明欄の位置は上下左右が選べて、左か右の場合はページ幅に対してのパーセンテージを設定することもできます。

面倒なレイアウト調節もiTutorなら簡単に設定できます。ぜひ今後のコンテンツ作成にお役立てください!!

iTutorの機能  HTML5出力時のオペレーションモード

iTutorで作成したeラーニングコンテンツを立ち上げた際、「デモンストレーション」、「チュートリアル」、「練習」、「テスト」の4種類のオペレーションモードが生成されます。

ユーザー様から頂く質問の中で、「それぞれの違いを知りたい」と多くの声をお聞きしました。今回はオペレーションモードの違いについてご紹介いたします。

デモンストレーション(おすすめコンテンツ:シミュレーション)

iTutorで作成したコンテンツを動画として再生します。
操作の体験をしたり、テスト問題に回答したりすることはできません。
シミュレーション(ノーマルキャプチャから作成する操作の疑似体験)コンテンツやWebサーバー上で動画をストリーミング再生する場合に活用できます。

チュートリアル(おすすめコンテンツ:シミュレーション)

ノーマルキャプチャで挿入される吹き出しや、マウスクリックの枠線を表示したまま操作の疑似体験ができるモードです。ガイドを見ながら操作の確認が可能なので、初めて操作の疑似体験をする際にうってつけのモードです。

また、HTML5のプレーヤーから手順や問題をスキップすることが可能です。
※テスト形式のコンテンツで起動した場合は練習との違いはありません

練習(おすすめコンテンツ:シミュレーション・テスト形式)

シミュレーションコンテンツの場合は、吹き出しやマウスクリックの枠線が表示されません。そのため、より実際の環境に近い形での操作体験が可能です。1度間違った操作を行うと、ヒントが表示されるようになっています。

また、HTML5のプレーヤーから手順や問題をスキップすることが可能です。
※テスト形式のコンテンツで起動した場合はチュートリアルとの違いはありません。

テスト(おすすめコンテンツ:シミュレーション・テスト形式)

シミュレーションコンテンツの場合、操作体験時は「練習」と同一の内容となっています。しかし、1度間違った操作を行っても、ヒントが表示されません。さらに、HTML5のプレーヤーから手順や問題をスキップすることが不可能です。よって、操作の体験を完全に覚えたか確認をする際や、作成者の意図どおりにテスト形式のコンテンツを実施してほしい際におすすめのモードになります。

4つのオペレーションモードの内、不要な物がある際は、任意のモードだけを出力することも可能です。また、ページの見出しを作成しない場合、作成したHTML5のフォルダから直接任意のオペレーションモードを起動させることも可能です。

index.html:見出しページを起動
demo.html :デモンストレーションを起動
tutorial.html :チュートリアルを起動
practice.html:練習を起動
test.html :テストを起動

HTML5フォルダのデータについてはファイルの削除や、リネームを行ってしまうとコンテンツが起動しなくなってしまうのでご注意下さい。HTML5フォルダ名をリネームすることは可能ですので、ご安心ください。なお、コンテンツを共有する際には、HTML5のフォルダごと共有することでご利用が可能です。ぜひご活用ください。

まとめ

iTutorの機能とは?意外と知らない便利なマニュアル作成機能をご紹介と題して、ご紹介してまいりました。10年間で2,100社以上に導入されているマニュアル作成ツール「iTutor」には、便利な機能がたくさんあるのです。マニュアル作成ツールは確実に業務の効率化と生産性向上 を実現してくれます。マニュアル作成に時間を取られている方は、iTutorの詳しい資料をご覧になってみてはいかがでしょう?

当サイトでは、マニュアル作成や業務マニュアルづくりを効率化したい方へ、ダウンロード資料を多数ご用意しております。ぜひ資料をダウンロードいただき、伝わるマニュアルづくりを目指すためにご活用ください。